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森のケーキと蝋燭

空想蝋燭店がクリスマスケーキをお届けします。

 

バニラの香りとラム酒をほんのりきかせたショコラとマロンのケーキです。

赤い実を一粒あしらいます。

深い森を彩るように木々の蝋燭で森を完成させていただきます。

森を作り、森を食べていただく。

そんな想いをお届けできたらと思います。

限定20セット

3,500円(送料別途)

※お届け日予定日12月21日(土)

※ご予約は11月22日より行います。

 

申し込み先

http://nuricandle.shop-pro.jp/?pid=66995446

 

 

ケーキ てふてふ echigawayoko.com/tefutefu

蝋燭 nuricahdle   nuricandle.com

パッケージ arf   arf-lab.com

 

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空想蝋燭店 「森のケーキ」

 

落ち葉の絨毯がふかふかになる頃

鳥たちがにぎやかに森に帰ってきました。

 

まだ太陽が昇らない群青の朝に森に行くこと、

一羽の渡り鳥が教えてくれたとおりに

わたしはかごを持って森に出かけます。

こわいくらいに木々のシルエットが群青を透かし

新月の夜明けはまだ星がきらきらと瞬きます。

ここで待つように、と

言われたところで息をひそめて待っています。

 

しばらくすると

一斉に鳥がさえずりはじめました。

そうして見上げた空は深い紫からピンクへと

霧がかかって吐く息も夜露も白く淡く染められていくようです。

夜が明けたようです。

空ばかり見上げていたわたしは

ふと足元を見ると

たくさんの栗の実が落ちていることに気がつきました。

夢中で拾っているとあたりは荘厳な光に包まれます。

鳥が肩や腕にとまり口いっぱいにほおばっている赤い実をわけてくれます。

どうやらここが赤い実が茂る場所のようです。

朝露にしっとりと濡れつややかに光っています。

鳥と一緒にひとつふたつ。鳥の分も残しておきながら。

頭の中はバニラが香り、カカオ豆の苦みが舌を焦がします。

秋にいっぱい採取した木の実も干してあるし

異国のラム酒も手に入れた。

赤い実を最後に一粒。これで森のケーキの完成です。

 

鳥たちにさようならを告げ、もうすっかり明るくなった森を抜け

急いで家路へ向かいます。

かごの中には栗やら赤い実らがぴかぴかに笑っています。

おいしくケーキになるのを待っているようです。